Turntable Filmsの初となる7インチレコードのジャケットのデザインを担当させていただきました。
物語のある場面を切り取ったようなシュールな世界観に、体が半分になっている象徴的なキャラクターは一体何があったのかと思わせる要因になりじっくり見てもらえるきっかけとなっています。砂漠の世界に蛇口から水が出ており、水の流れに合わせてふわふわと浮かぶ不可思議な物体。家があるということは生活してる?どんな物体が住んでいるのか想像力が掻き立てられます。
結局制作した私にもなぜこの絵ができたのかよくわかっておらず、一種のコラージュのような本作品は自由な発想次第で可能性のある作品になる、そういった手法からできたケースです。
白いキャラクターは誰が付けたのか、後に「ターンテーブルフィルムズくん」と名付けられファンの中でも愛されるキャラクターに独り歩き、出世?していくことになります。ちなみに体内部にある盤面模様はバンド名と結び付きを強めるためのあしらいです。